Cutie Pai『グラスター』発売記念&Cutie Radio公開録音イベント〜LIVE at sofmap MCD "777" vol. 11〜@秋葉原Sofmap音楽CD館

先月のレポ書く前に今月のイベになちゃたー。ラジオについてはネタバレじじゅうってことで書きません。いや、ごめんただめんどくさいだけ。相当笑ったことは確かであります。

ここはひとつ、11月の曲「グラスター」についての言及だけにしますよ。まず、グラスターって響きがなんかテクノっぽくね?という勝手な妄想を見事に裏切る作品。それも、いい意味で裏切ってくれる、ここが重要よね。個人的にそういう裏切りかたは大歓迎なんですよ。

で、どうなったかというと、日本のV系ロックバンドへのオマージュ、ですかね。未だ日本の音楽業界を支えるヴィジュアル系バンド、この辺もインディーズ界隈を聞きあされば面白いモンがうじゃついてる余寒はしてるんですが、まぁその話は置いといて。CutiePaiのヴィジュアルがえらいことに。各人が思うバンドのイメージってことで、カラーは黒赤で統一されているものの、よく見るとバラバラ。そして大抵やりすぎてます。その辺はネタバレじじゅう、ジャケ写参照ってことで。いや、ごめんただめんどくさいだけ。つかそう、ジャケ!これが秀逸。108んとこで見れるからミテミテ。もうサンプルも聞けるでよ。チゴイねインターネッツ
http://homepage.mac.com/im108record/
¥777のプライスタグも含めてジャケですから。この「オレ達がんばっていこう是!ぜってー天下とってやる」的なインディーズバンド感がもうね、ステキすぎる。内側の写真もブットンデルんだよね。チッチ何もってんのwwwていう。

つか音だよ音。自分がオマージュっていってるのはヴィジュアル面だけじゃなくって、音なんですよ。曲の展開とか歌詞の内容とか、完ッ全にあるあ、あるあるwwwって感じなんですよ。具体的にいうと、静かに始まって徐々にガーッとキて最後また静かになって終わるとか、とことどころようわからん英語だったり、使われるワードが「約束」「誓った」「マボロシ」とか。それでもね、ちゃんと意味わかるようになってるところがCPクオリティというか神崎さんの確かな仕事というかね、もっと徹底的にわけわからなくやっちゃってもオモシロかったかもわからんよね。
その点、無駄にこだわってるのがCDの音質なんですよ。本人もMCで言ってましたけど、MTRでオラっ!と録ってテープにダビングしました的なもったり感。本人的にはもうむしろテープで出したかったんじゃないかしら。いやーもうホント自由すぎて目が離せません。オモスレなー。

あと!もう1曲remixが入ってるんですが、コレがまた問題作なワケ。まゆちゃんヴォイスのディレイイイなダブ処理から始まる、その名も銀河remixでありますが、もうね、言っちゃいますよ、2007年にこのワードを。
インテリジェント・テクノ!
超アーティフィシャル・インテリジェンス!
スペイシーなドローンシンセ音にコモリ気味のキック。スネアのインダストリアル具合に、キラメキ要素もプラスしてソニーテクノ世代歓喜wwwな曲になってます。ただ惜しむらくはその曲の短さよ!2:25しかない!46分ぐらい入れといて!宇津山さんお願いします!

もうなんなのこの振り幅!