12/11 Softly! Nights Vol.6@下北沢QUE

某妄想家の知人がチケあるけどいけるか微妙つことで、甘んじで買い取りまして参加。
見たことあるのはAira Mitsukiのみで、しかもインストアイベ1回という状況。まぁ路上でも何度か見ましたが。
この日はすこぶる体調もよくって酒もすすみましたよ。初めからHazel Nuts Chocolateの人がDJしてまして、なかなかオモシロ曲をかけとりました。ただひとつ残念だったのはスピーカの位置でして、上に吊ってあるんですよね。なもんで最前にいくとスピーカ前というよりもスピーカ下になっちゃって音がモワモワしちゃうという。まぁちょっと下がってスピーカ前にいましたけどね。

そして、伝説を目の当たりにするのであった・・・

Co.suzukisei

ドラム、ベース、シンセ、ヴォーカルの編成でなかなか良質のグルーヴを醸しておりました。はっきり言って、相当よかった。リズムの下地はハウスなんだけど、生音が効いていてなかなかのファンクネス。my spaceもあるみたいなんで聴いてみたらよいと思うよ。生はこの4割り増しくらい良いとおもうんだ是?
http://www.myspace.com/cosuzukisei

バニラビーンズ

徳間の新人ガールズユニット。無言で無表情、そのままスタンドマイク前にスタンバってライブスタート。カーディガンズのCARNIVALのカバー。左の子がとてもいい表情で歌ってました。すげーダウナーなの。やるきないMEGUMIみたいな、いやもっとイイモンですけど。でMCもなく次の曲、まぁなんだか忘れたけど、デビュー曲だっけ?とにもかくにも普通やった。ほんでこのままMCもなく突き進むかと思ったら、普通にMCしましたね。しかも、笑顔で。うん、それはチガウとおもうんだ。まぁいいんですけどね、どうでも。

Aira Mitsuki

セッティングをするDJ Oは今日もスーツでした。はじまりはいきなりのドテクノ、ほぼインストでアイラが渾身のダンスを披露。ものすごいリキの入ったダンスでありました。ただガッチガチで、うまくはないよ。ちょこっとヴォイスが入って終了。続いてカラフルトーキョーNo9。ちょっとびっくりしたのが、まえにいた初見であろう女の子2人が振りマネしてたってこと。あーやっぱアイドル自体は若手女子に受け入れられる余地はまだまだあるんだなーと思った。ヲタがキモ過ぎるのがいけないんだよね、きっと。知るかよ!キモいの上等だよバカ!
そのあと1曲目の曲名言ってたけど聞き取れなかったよ。ほんでこっからがアイラの本領といいますか、MCがすげー面白くなっててフイタ。
いきなり「こんばんわー未来で生まれたテクノポップアイコンアイラミツキでーす」と流れるように自己紹介。いかん、完全に芸人ノリDA!そんで、ダフトパンクの幕張公演にいったときの話しをし始めたんですが、これがまた。うろ覚えをさらに要約すると

RYUKYUDISCOさんのライブのときに本格的に太鼓を叩く人たちがいたんですけど、出てきてから3分でライブが終わったんですよー
3分だけのためにわざわざ沖縄からやってきたんですよ!すごくないですか!?

へー・・・(概ねの客の反応

ステージ上のダフトパンクの2人がヘルメット被っててかっこいいなーと思ったんですけど
あのヘルメットはいつも被っているのか気になってしょうがなくなっちゃって
たとえば、もし私がダフトパンクと共演することになったら、楽屋に挨拶に行くじゃないですかー
そのときにヘルメットのまま「ダフトパンクでーす」って来たらすごくないですか!?

ダフトパンクは「ダフトパンクでーす」とは言わない!絶対に!つかヘルメットじゃなくてそういうものなんです!アンドロイドだから!

そんな漫談が長めに続きまして、機材を移動。またもDJ O。続いた曲はスターフルーツ・サーフライダー。こりゃもうテクノポップってレベルじゃねーぞと。原曲の爽快感を全否定して低空で踊らす感じ。時折ツマミをいじってましたが、まぁそのツマミはVolだったりセレクト系だったりで、音には影響ないってまぁクラブではよくあること。次はカヒミのカバー。ここでもフイタんですが、ウィスパーボイスでボコーダー使い分けて歌いつつ、たまにリズムマシンをカッカッカッとかドッドドッドッとか叩くんですね。それが絶妙にズレたりなんかしちゃってて、なんだろうこのズッコケ感。それいけ!3人組的な。とにかく笑った。でももうこの道を突き進んで欲しいな、個人的には。


そして伝説はこの後、起きたのであった・・・

Hazel Nuts Chocolate

DJからの流れでそのままライブ突入。楽曲は、思いのほかしっかり作り込まれててよい感じ。この人もCutiePaiと同様にセルフプロデュースなんですよね?なんだか立ち居振る舞いから宍戸留美を連想させられた。まさしくアイドルだなー。かわいいのなんの。
最初の曲で曲名わかる人ー、てことで手を上げたのが側にいた某かわいい人。もう一人上がっていたので前後分割してyuppaさんがマイクを向ける。後半の某かわいい人がki☆kiとして「あいすくりーむぅ!」と答えたその刹那、「ボケろよー」とyuppaさん。その場に崩れ落ち、手で顔を覆う某かわいい人。泣かないで!
あと何かの準備で一旦ひっこむyuppaさん。そのとき「ちょっとつないどいてっ」とマイクを渡されたのはまたも某かわいい人。やむなくステージ上に上り「みなさん、飲んでますカーッ?」という猪木ばりのコール。客もレスポンス!なかなか戻ってこないyuppaさんに「ゆっぱちゃんそんなところで見てないで戻ってきてよう」とかわいい発言。
やっと戻ってきて某かわいい人は客席へ。いくつか曲をやって、時期的にクリスマスっぽい曲をやると。「アカハナのアッガイ」じゃないや「赤鼻のトナカイ」をむかーしデモで作ったのがあったんだそうで。ほんでお客さんにも協力願いたいと。鈴で参加してくれる人募集しまして、そのとき手が挙がったのがへなちょこファンの女の子、某かわいい人、そしていつぞやのぱふゅライブでホームの駅員さんばりのアナウンスをしていた青年、さらにはぱふゅ@池袋サンシャインで伝説となったおしゃれ坊主の人。さすが歴戦の猛者たち、みんなじじゅうしないなーと思っていたらもう全員にお願いすると。ステージ上がれと。
なんぞこのオールスター鈴合戦!
興奮のあまり持ってる酒を浴びる*1某かわいい人。
舞い踊り、さらにはデスのOiOiムーヴまで披露する*2坊主。いやはやここで坊主さんのステージデビューを拝むことができようとは!
曲が終わり半ば放心状態の某かわいい人。ほんとカワイスギル。
へなちょこ恐るべし。オールスターの分を差し引いても十分に楽しめる音でしたよ、念のため。

杉本清隆(a.k.a orangenoise shortcut)

キーボードを演奏しての弾き語りスタイル。グルーヴィーなポップソングをまったりと聴かせてくれました。お客さんのクラップが暖かいね。自分はしませんけど。あと、杉山さんのクリスマス用に用意していて、鈴の音のループをipodに入れて再生しながらの曲。ここでもクラップが入り、演奏と鈴の音、クラップが微妙にズレたりなんかしちゃって、そのズレに生まれるリズムの揺れを感じて一人で悦に入ってました。全編アコースティックだったけどオケならハウスアレンジだなーとかバンドならファンク色も出せるなーとか脳内でいろいろ補完してアンコールまで楽しんで聴けました。

以上、総じて非常にいいライブでした。ということで結果発表

優勝   Co.suzukisei
準優勝 Aira Mitsuki

個人的に音がツボだったCo.suzukiseiが優勝です。ありがとうございました。準優勝はなかなかの接戦でしたが、テクノ漫談という新境地を応援する意味でアイラということにします。次点はへなちょこfeat.某かわいい人かな。
その後の物販では、アシンメトリーなデートの人の呼び込みの声が響く中、某かわいい人のyuppaさんへのガッツキが鬼神の如しでした。ガチすぎるんだ是?
いやー踊ったし笑ったわ。えがったえがった。

*1:文字通り自分のスーツに酒を浴びせるという荒業。

*2:自分が煽ったという説もあり。