11/18 新AiaiミュージックカーニバルVOL.14@秋葉原 石丸電気ソフト2-7F

デスことSaori@destinyのインディーズデビュー曲が初披露とのことで、興味本位で行ってみました。タダだし。
この日はお昼から渋谷のケヤキを見に行ってまして、スタートには間に合わず途中からの参加。
まさか、ここでデートピアの真骨頂を見せ付けられることになるとは・・・・。
例の如く一部不快な表現がありそうなので、出演者の熱心なファンの方は見ないほうがいいとおもうよ。今回はほんと毒盛りですから。



Pile
トップバッターだったようで最後のほう2曲かな、聞けました。入場時、エレベータを降りるとBPM早いキックが聞こえてきて、なんぞーと思ったら木村由姫の「LOVE&JOY」を歌てました。これは浅倉大介のベストワークといっても過言ではない!と思う。ポップフィールドにハッピーハードコアが舞い降りた奇跡!
あとはデビュー曲でしょうかね。よう覚えとラン。すんませんけど。
あとバスローブの意味がわかりません。パイル地?いやだから何でバスローブなのよ?ってこと。もはやそういうあからさまな色仕掛けを使った売り方って、完全に客層狭めるだけなんじゃないのかなーって思うんだけど。まぁ完全に門外漢のたわ言ですけどね。知った風な口を利くな!と自分でも思います。なに言ってるんでしょうね。


・294(つくし)
一度亀戸サンストでも見てまして、なかなかの寒風でした。そうか、もう冬だったんだね☆


Saori@destiny
しょっぱなえらいキックがよく出てる、テンポはゆっくりめ。ハットもハウシーに刻んでまして、なんじゃろ新曲かなと思ったら、ですよ?デスが歌いだしたのはOur Telepathy。あの「トランスとパンクの幸福な出会い」と称されるアワテレ?これが?ほんと耳を疑ったデスよ。確かにハウシーに、フロア志向が高まってるってのはわかるんですが、この曲の良さっつったら性急なビートに大げさなトランスシンセ、そこにデスの搾り出すようなパンキッシュな歌唱がのってこそだろうが!と!
ただね、そんなスカしたトラックでも、デスはやるんですよ。
オイ!オイ!って。
熱心なファンの方々も合の手を入れまくる。
トラックはこんなことになってるのに、やることはまるで変わってない。それしかできないんだろうし、それは演者にどうこういう問題じゃない。
なんだろうね、これ。デートピアって、ハレパンの例でもガールズバンドに移行したときにさ、変なドキュメント風なVTR作ってたじゃない。*1なんかもう、すげー痛々しいの。笑い通り越して哀しいんだよね。なんでこんなことやらすかなーって。別にハレパンのファンでもデスのファンでもないけどさ。ほんと悪い意味で期待を裏切ってくれるよね。コレがデートピアの真骨頂なんだろうか。そんなことを思いながら見てた。
次は「Destiny's War」。スネアが刻む感じのイントロが追加されてたけど、中身はお馴染みのデスウォーでした。ファンの人もヒートアップ。明らかに反応違うの、わかると思うんだけどなぁ。それは慣れとかそういう次元じゃないと思うよ、間違いなく。やっぱこの性急なビートがデスの楽曲のカギだったと思うんだけど、うーん。
次、AKBの「会いたかった」。なんでしょうこのギャップ。ただのアイドルワナビーと化してしまっています、いやもうCDも出すアイドルだからワナビーとは違うか。でもデスのカバーの選曲(たぶん本人が選んでると思う)はアイドルポップの佳曲をはずさないですね。ほんとにアイドル好きなんだなぁというのがわかる。でも音楽的にはひどいカラオケです。熱心なファンの方はこういう点も俄然愛せるんだと思うンですがね。基本的にカラオケ嫌いなのでアレなんですが、デスの場合、音のはずし方とか音域出てない感じとか、個人的には面白い。たまに吹きそうになる。聞き方間違ってますかね?
ほんで最後はMyBoy。こうなったら俄然、期待できなくなってますけど。個人的にはデスのほかのどの楽曲より評価してたMyBoyですが、新アレンジでテンポが変わってるいう前情報でね、たぶんテンポ落としてくるだろうなーと思ったんですよ。案の定、テンポ落としてましたね。いやーほんと見事にパンク感を消し去りますね。この凡庸さ、いやほんとつまらない曲にしたものだ。


・GTなんとかとなんか果物っぽいやつ
ハロプロのアイドル。その手のはっきりとしたクオリティを見せつけてるんでしょうね、この1曲のために来た人も多そうな感じでした。デスで哀しくなった分、なんかすごい良い曲に思えた。「Sweet and Toughness」って曲のカバー、知らんかったんだけどこれも浅倉大介ワークなんですね。やっぱこの辺の系譜の人は自身の曲よりアイドルに提供する曲のほうが、歌謡曲としてのベクトルと実験のベクトルが程よいバランスで融合するっていうことが良くあるみたいだなと、ええ、ようしらんけど言うてみた。なんだろね、こんな感じかな?
▽自分の好きなジャンルはそのままやっても日本の市場では受けない
 →受けないから自分のユニットではやらない
  →人に提供するんなら多少無茶してみようかな
   →アイドルってことを考慮してポップに仕上げないと
    →奇跡ktkr!
某Pの場合は事務所からのアイドル縛りがほとんどなかったってことで、ystkさんの実験精神といくらかの自重が奇跡の連続を生み出してるのかなぁ。ほでも今となってはystk自身のユニットでも無茶してるから、なんかいろんな意味で例外なような気もしますがね。
あれ、なんでPの話になった?

*1:80★PAN!アルバム裏話 by 音速 - ニコニコ動画
ニコ重いなーつべにもあった