Perfumeの新曲をちゃんと聞いたらオドロイた!

タイトル「ポリリズム」が発表された当初、
「これは中田やっちゃう気だな!」
と確信したのですが、その後まだ未完成としてUNITでのワンマンで披露されたソレは全然ポリっておらず、
そしてつい先日のサマソニでも披露されたソレもワンマンとほとんど変わらず、
個人的には肩透かしを食らった形でした、正直なところ。


そんでまぁ、それに画が付いたようなもんだろうなとそれほど期待せずに開いたyahoo動画なんですけども、開いてオドロイタ!
出だしがサビからじゃなかったんでのでオヨヨ?いじってきたの?と思ってたらですよ・・・


まず声のいぢりかたが変態じゃないのよ!なんつの?ピッチベンダーですか?無理やりのメロディ!


で、だ。
1:35くらいからポリリズムktkr!!

その後も随所に変態ヴォイス加工とか(なんかもうインドあたりの民俗音楽すら感じられる)、なにげにウワモノポリってたりで、正直タマゲましたよ、ええ。

こんなのPOPフィールドでやったらいかんよ!つうかもっとやれヤスタカ!!という感じでコーフンを抑え切れなかったわけだが・・・。
変拍子とかポリリズムは元来大好物でして、まさにこれ!コレを待っていたのよ!といった心境でありますよ。
これはどう見ても変態テクノポップです。
本当にありがとうございました。・・・心から!

とまぁ半ば衝動的に書き殴っていたわけだが、ちょっと落ちつこうか。


普通ね、こういう実験的なこと(といってしまうけど)は別途Remixとかある種、ディープなリスナーに向けて提供されるモンだと思うんですよ。
そこを中田氏が丸出しの実験精神をもって「今のPerfumeならなにやっても許されるんじゃね?」という自重しなさから、今回の(個人的には)大成功につながったんだと思うんですよ。

別な方向での自重しなさは鈴木あみのほうで発揮されているってのはもはや皆さん知るところなんじゃないですかね。

こっちはダンスミュージックという方向で、ほぼ歌い手無視といいますか、もう完全に誰が歌っててもいいじゃないですか、フロア向けトラックですよこれは。フロアでかかるかどうかは別として、ですけど。

そこで今回のポリリズムですけど、絶妙に(といってしまいますけど)歌心を残していますよね?
たしかに声の加工は大盛りですけど、それにしっくり来る彼女達の声ってのも貴重だと思うんですよね。
平坦に、抑揚なく、と言われ続けて、それに応えてきた彼女達の歌声だからこそ中田氏の加工も水を得た魚のように縦横無尽なわけだと思うんですよ。従来のポップスとの違いは、そこで生まれる情念の無さだと思うんです。情熱とかソウルとか、全く無縁じゃないですか。
そんなところが中田氏の音を揶揄してフューチャーポップといわれるゆえんなんじゃないかと。
まぁそんなことはどうでもええんじゃ。

さらにだ、Perfumeの楽曲となるとこれにもれなく奇抜なダンスが付いてくる。
PVではポリリズム全開の部分はほとんど顔のアップとなっていて不明であるが、おそらくいま彼女達は衝撃のパフォーマンスを練習中なのだろうね。俄然ライブで見たい。いっとくが口パク上等なんですよ、そんなもん。歌がうまいアーティストなんてたくさんいるんだし、そういうのはいつまでもそっちでやっててもらえばいい、別に変な意味じゃなくて。楽曲自体、そういった歌声、ソウルとは無縁なんですから、もはやスピーカから大音量で鳴らしてもらえば、それでいいんです、個人的には。ぜひともライブ会場は音量自重しないでいただきたいね。

まぁ話がとっちらかってるのは全然落ち着けてないからなんだが。


最期に付け加えるとしたら、
あ〜ちゃんがカワユ過ぎてもうだめだ。3人ともかわいい!もうみんなかわいい!
結局ただのアイヲタってわけか!
それは俄然否定できないし、むしろ否定しないヨ!

つかもうようつべにのってるってのがフューチャー!

<おまけ>
ブラウザ2つ立ち上げて、2つを同時再生してポリってるところでシークバーいじったりミュートしたりすると、簡単にカオスな音が出来上がるよ!
万人にはお薦めできませんが!自己責任で!