Aira Mitsuki メジャーデビューに寄せて

あー、もーめんどくさーなー。なんかごにょごにょ考えてたことをまとめようと思ったんだけど、もうちゃんとした文が書けない子になっちゃってるかもしらんね。アイドル現場とか行き過ぎると頭悪くなるという説を提唱しておくよ。書こうと思ったのは表題のとおりAira Mitsukiのメジャーデビューに関連してリリイベ行き倒した上での感想やそれに絡めて昨今のPerfume以降についてまとめたかったのね。でもなんか、もうほんとめんどくさくて。まぁいいやつらつら推敲なしに書いていくとするよ。

サウンドについて

皆さん聴いてますか?Airaの新曲。Perfumeとか好きな人なら聞いといて損ないですよ。いやPerfume中田ヤスタカサウンドがあるから聴いているんであってデートなんたらのアイドル曲なんて聴いてられるかバカ!とかそんなこと言ってる人いませんよね?(笑)新曲「チャイナ・ディスコティカ」は、俄然変態フロア仕様サウンドに仕上がっており、コレ聴いて全然ダメとか言ってる人とはボカァ音楽の話したくないね。高音のフェティッシュショアー感とチープな手弾きシンセのパチもん感、正直に4つ打たない感じ、ほんでフロア向けのギミックを散らしつつも歌謡曲のメロディーも疎かにしないというね、よくできてますよ。これ絶対デルガドじゃないだろと思ってたんですけど、クレジット見ると作詞はTO-WEST(=輝門)なものの、作曲にmiusic、アレンジにDISCOTICA 2oooo6969という初めて見る名前。ご存知の方がいたら教えていただきたいですけども、これもその実、中身デルガドだったらチョイワル社長見直しますよホント。カップリングの「ROMANTIC ROPE」もファンクネスとデトロイト感を備えたディスコエレクトロ歌謡といえる秀逸な仕上がり。はっきり言いましてアルバムが楽しみでありますよ。まぁこんな形容はいくらあっても音聴きゃわかりますからyoutubeでもなんでも行って聴いたらいいとおもうよ。

ライブパフォーマンスについて

さてサウンド面はこのくらいにして、ライブパフォーマンスでのAiraについても言及しますよ。なんせリリイベ行き倒しましたから、それなりに面白いもんがあればこそ足を運ぶわけで、つまらんかったら行きませんよ自分は。別にファンじゃないですし。まずですねライブではいわゆるヲタ芸行為は全くといっていいほどなくって、まぁ音的に打つトコないですし本人からもストップかかってますしね。あっても振りコピ、手振るくらいですか、その辺のメジャーアーティストと変わりないと思いますよ。ただし、そりゃ座って聴いてるからであってね。や、これ座って聴くもんじゃないでしょう。リリイベはすべてイス用意されての座り鑑賞なんですが、盛り上がりようがないですよ。ここはひとつライブハウスないしクラブでのライブで体感せねば、その真価は発揮されないですよね。フロアで聴く分には俄然踊れますよ。そんじゃあ踊れないリリイベになんで通ってんの?て話ですけど、やっぱAiraのキャラクターに面白みを見出しているからなんですよね。

キャラクターについて*1

一年前までは友達の少ない素人の女の子であったのが、ちょっと思い出に...と応募したオーディションでグランプリとなってしまい、ヒゲ面のチョイワル社長の指示で炎天下の秋葉原の路上でストリートライブを重ね、ヲタ達に囲まれつつ歌とダンスのレッスンを続ける日々。そしてわずか3ヶ月でインディーズデビュー。その際、冠として付けられたのが「未来で生まれたテクノポップアイコン」。あれ?トランス歌姫オーディションじゃなかったの?というツッコミすらされないほどのPerfumeフォロワーとしてのバッシング。チョイワル社員たちの期待を一身に背負って、クラブサーキットではガングロイケメンたちにニヤニヤされ、ライブハウスではその拙いダンスにニヤニヤされる日々。一時期トークに力を入れだしテクノ漫談スタイルを確立しかけるも、アキバのイベでは内容が通用せず見るものを不安な気持ちに陥れるトークに変遷。可愛い女子が追い詰められる様子がまざまざと展開されます。そりゃ肺に穴も開きますよ。本当に痛々しい。でも笑ってライブ・トーク・握手を頑張るんですよ。見ててこう、もっとクラブとかでミュージックラバー相手にやったら俄然盛り上がるのに!というもどかしさがありますね。そういう意味では2/11の「Girl's CAMP Vol.11」みたいなイベント、もしくはもっとクロスオーバーなイベントにどんどん出て行ったらいいと思うんですよ。なんかキャラクターから話変わってきてますけど、ほんとね、もっと評価されていいと思うんですよね。もっといろんな人の耳や目に、届いたらいいのになぁ。
とまぁ自分にこんなこと言わせるほどいい子だってことだよ!べ、別にファンとかそういうんじゃないんだからねっ!!

*1:一部プロレス的な脚色が含まれるかも知らんよ