あえてここで書こう。Aira Mitsukiが面白いと!

アルバム「PLASTIC」を先月ドロップしたAira Mitsukiがだいぶ面白いことになっているのですよ、みなさん。
Airaといえば赤い衣装を身にまとい、「未来から来たテクノポップアイコン」として肺に穴を開けながらがんばっていた姿が印象的ですが、そんなことは今は昔ッ!
いまや自分の中ではヘンテコダンスミュージックアイドルとして俄然注目なのです。や、ナニがすごいってね、ライブなんですよ。
ダンスに関してリズム感に難があることは一度見た方なら察するところかと思いますが、いまはダンサーを従えての3人体制がメインです。その2人にダンサーは、やはりちゃんとした踊れる人たちなので、微妙にAiraとの動きにズレが生じまして、そのギコチナサがある種のニューウェーヴ感を醸しだしてみてるこっちがハラハラするというドッキリステージが実現しています、ええ、今まさに!
そんでもって以前からMicroKORGを使用していたAiraですが、今回のアルバム収録曲では、より多様な楽器を操っています。KORGもだいぶたどたどしかったですがほかの楽器もすごいぞ!
まず「Summeeeeeeeer set」ではショルキーですよショルキー。ショルダーキーボードね。イントロからリフを弾くんですが、これが!!微動だにせず手元をガン見しながら一生懸命弾くんですよ、そんでたまに間違ってエヘヘみたいな!な!それでもリリイベで回を重ねるごとにできるだけ顔を上げるように努力してるさまが見て取れます。この育成感はやっぱ今だからこそなんですよね。やー、かわいいなAira。あいらーーーー!AYLEEEERRRRRR!!!!!プピィィィィィ!!!

あ、すいません取り乱しました。こっち↓が正解ね。

もうわかるでしょ。もうテクノポップとかそういう話じゃないのね。Perfumeと全く違うでしょ。もはや完全に音楽的には道を分けたとおもうのね。Perfumeが新作⊿で変態テクノ歌謡曲の地平へ漕ぎ出したとしたら、Airaはクラブミュージックへの歌謡曲要素のぶっかけとでもいいますか、そうとう豪快に新旧クラブミュージックの要素を取り込んでると思うんですよ、つかむしろ下地がクラブミュージックでね。そこにAiraの声がぶっかかると否が応でもポップになるというか。
まぁリード曲も聴いてみてよ。「PLASTIC DOLL」ですどうぞ。

え?YUKIの「長い夢」まんまだ?ぜんぜん違うじゃんよ。たぬきうどんときつねうどんくらい違うよ。これライブだとエレドラ叩いてるからねエレドラ。エレクトリックドラムね。これがさぁ80_panのお下がりぽくてさぁ。。。真子。。。
あ、ごめん。しんみりしちゃった。
そんなときはカラッと。これライブだとマラカス振ります。MAKO。。。

(丸々なかった。後半のやつです。)
あとこれ、これ好きなのよ。ライブだと思いのほかダンスがキレてるのこれ。

あとアルバムの前にでたヴィレッジヴァンガード限定CDね。これがまたゆるくてよかった。いいジャケ。

え?デデマウス?あ、自分も好きよデデマウス。

というわけでだ。
そうとう貪欲に手を出してる様が見えたと思います。このへんの楽曲の外発注とかRemix、客演とかね、フットワークが軽くてワクワクするんですよ。実際出てくるものも面白いし。ヘンテコなダンスミュージックにグッくるような諸兄にはもってこいだと思うんですよね。規模的にも今の感じがちょうどいいと思いますし、ええ。
そんなAiraの東名阪ツアーがこれからありますんでよかったらどうぞ。たぶんまだチケあるんじゃないでしょうか。知らんけど。


以上です!デートの人10円ちょうだい。